Contents
ココナッツオイルってなに?効果や使い方は?
日本でも健康ブームが広がりをみせていて、ジムの普及やスーパーにいった際のコーナーなど、日常で感じることができます。
最近よく目にするもののひとつ。ココナッツオイル。
油なのはわかるが、効果や使い方がわからないという人も多いはず。
今回は、そのココナッツオイルについて調べてみました。
まず最初に、まとめたことを書くと
・ココナッツオイルがスーパーフードでオイルはこれ1本でOK!
とか、これで痩せれる!というわけではなく、バランスが大切だということ。
・炒め物にココナッツオイルをつかったから、サラダにつかうのは不飽和脂肪酸を多く含むオリーブオイルにしよう。とか、ひとつに偏ってしまうのではなく、それぞれの良さを取り入れて使う。
・効能がすごいからたくさん摂取すればいいというものでもない。
・そして、不純物のない品質の高いココナッツオイルを選ぶこと^^
ココナッツオイルってなに?
ココナッツオイルは、インドのアーユルベーダでは何千年も昔から医療としてココナッツオイルが使われたり、東南アジアや中央アメリカなどでも主食として日常の食事に利用されてきました。
ココナッツオイルをとることで得られる効果に冷え性の改善や口内トラブルのケアなどの健康面もあげられていますが実際はどうなのか。
ココナッツオイルのメリット・デメリットまとめ
・免疫力を高める効果がある
・保湿効果
・悪玉菌と善玉菌のバランスを整える役割をもつ
・抗菌作用がある
ココナッツオイルの3つのうれしい効果
1.免疫力を高める飽和脂肪酸(ラウリン酸)がたくさん含まれている。
ココナッツオイルに含まれているラウリン酸は、母乳のなかに含まれる成分で、人間の体内のさまざまな病原菌を攻撃し、あらゆる免疫の強化を手伝ってくれます。
特に口から摂取されたラウリン酸は、唾液に含まれる酵素によって「モノラウリン」という成分に変わります。
この「モノラウリン」はさまざまな感染症やウイルス性疾患の予防に効果的とされ、
風邪やヘルペス、インフルエンザなどに効果があるといわれています。
さらに、この「モノラウリン」は腸内の悪玉菌を攻撃するとともに、なんと善玉菌を活性化させるそうです。
結果、腸内環境が向上し、便秘や下痢が解消されます。
腸とお肌は大きく関係しています。
つまり美肌作りにも効果的ということです。
2.エネルギーになりやすい
ココナッツオイルには、飽和脂肪酸が多く含まれています。
この飽和脂肪酸には、短鎖脂肪酸・中鎖脂肪酸・長鎖脂肪酸の3つに分類され、ココナッツオイルの脂質は約60%が中鎖脂肪酸です。
中鎖脂肪酸は、一般的な油より約4倍もすばやく消化・吸収され、すぐにエネルギーになりやすいという特長があります。
なので脂肪になりにくいということ。
3.抗酸化作用
ココナッツオイルは抗酸化作用の強いビタミンEを多く含んでいます。
このビタミンE(トコトリエノール)が強力な抗酸化作用をもつ栄養素紫で紫外線による酸化からお肌を守ります。またメラニン色素の生成を抑制する働きもあるようです。
おすすめココナッツオイル
ココナッツオイルだからどれどもいいというのではなく、中鎖脂肪酸が多く含まれている品質の高いココナッツオイルを選ぶことです。
コールドプレス(低温圧搾)と書かれたものを選ぶと良いでしょう。
お店の方が価格の横に「低温圧搾」と書いていたりします。
選ぶ時に確認してみてください。
わたしがリピートしているのはこちら
無農薬や有機で品質の高いココナッツオイルです。
JASオーガニック認定 <濃厚> バージンココナッツオイル
プレミアムココナッツオイル 460g
マフィンやクッキーをつくるときのオイルをココナッツオイルに置き換えれば、風味もまして美容効果も期待できます。
トッピングにココナッツチップスをのせればより美味しく食感も楽しめます。
ココナッツオイルで痩せる?減量の助けをするのか?
ココナッツオイルが減量の助けをするのかどうかですが、
そういった根拠はなくココナッツオイルが減量の助けをしたいうことは証明されていません。
ではなぜインターネットなどで体脂肪をへらすなどといった情報があるのか。
それは、MCT(中鎖脂肪酸油)には体重を減らす作用があるという証拠がでていて、
MCTとして知られている中鎖脂肪酸油とココナッツオイルが同じものとして考えられているからです。
MCTの正式名称は(Medium Chain Triglyceride)で、この頭文字をとってMCTといわれています。
日本語では中鎖脂肪酸のことです。
https://mayumemo.com/2019/02/06/mctoil/
MCTオイルは天然のオイルではなく、ココナッツなどの原料から中鎖脂肪酸だけを抽出したオイルで
その中鎖脂肪酸の割合が違います。
・MCTオイル:100%
・ココナッツオイル:およそ60%
また、MTCオイルは、カプリル酸とカプリン酸の2つの脂肪酸で構成されています。
ココナッツオイルにもこれらの脂肪酸は少量含まれていますが、主にラウリン酸という脂肪酸になります。
つまりココナッツオイルとMCTオイルはまったくの別物です。
動脈硬化の予防?ほんと?
最近の再調査によると、ココナッツオイルは血中コレステロールを減らしたり、心臓病のリスクを下げるような効果はないと明らかにしています。
保湿効果
ココナッツオイルは保湿効果がとても優れています。
ココナッツオイルに含まれる「天然保湿成分」である「グリセリン」が肌の角質層まで深く浸透するからなんです。
そして乾燥して堅くなったお肌をやわらげることができます。
ココナッツオイルの保存方法
ココナッツオイルは20℃未満だとかたまってしまいます。冬場なんかは固形になります。
夏場は液体になります。
基本的にココナッツオイルは酸化しにくいオイルなので、液体でも固体でも問題ありません。
液体から固体、そしてまた液体と繰り返しても劣化することはないです。
ただ直射日光には当たらないようにして常温で保存するほうが良いようです。
賞味期限は開封後は1年から2年くらいで使いきるのがベストです。
使うときはキレイなスプーンなどですくうのが良いと思います。
ただここで気をつけてほしいのが、さまざまな効能があってもとりすぎは禁物です。
あくまでも油ということを理解したうえで、何事も大切なのはバランスということでしょう^^